ネットビジネス購買心理学!文庫Xの大ヒットの秘訣を探る!

売れる商品のアイデア

朝の情報番組「めざましテレビ・ココ調」 で
最近大人気の文庫Xについての特集をしていました。

なぜ中身の分から無い本が売れるのか?その秘訣を探る!

という小さなコーナーでしたが、
ご覧になりましたか?

ネットでの情報発信と被ることを言って居ましたので、
見ていなかった方の為に、
ちょこっと記事にしたいと思います。

人の心を掴むのは、どんな世界も同じだな~と
思った販売アイデアでした。
 

文庫Xとは?

本の表紙が隠された「中身の分からない本」。
価格は810円。

本にはカバーが付けられていて、ビニールでパッキングされていますので、
購入時にどんな本なのかは分かりません。

本にかけられたカバーには、書店の店員さんの手書きで
本への想いがかかれています。
 

本のカバーには何がかかれている?

申し訳ありません。僕はこの本を
どう勧めたらいいか分かりませんでした。
どうやったら「面白い」「魅力的だ」と思ってもらえるのか、
思いつきませんでした。

だからこうして、タイトルを隠して売ることに決めました。

この本を読んで心が動かされない人はいないと、
固く信じています。

500Pを超える本です。怯む気持ちは分かります。

小説ではありません。小説以外の本を買う習慣が無い方には
ただそれだけでもハードルが高いかもしれません。

それでも僕は、この本をあなたに呼んで欲しいのです。
これまで僕は3000冊以上の本を読んできました。

その中でもこの本は、少しでも多くの人に
読んで欲しいと心から思える一冊です。

 

カバーには、そうかかれています。
 

売れなかった本が大ヒット作になった

この文庫Xの中身は、アマゾンでも高評価の本だそうです。
ただ、タイトルが良く無かったのか、
あまり手に取ってもらえなかった本だったそうです。

そこで岩手県の本やさんが、今回の中身の見えないカバーを付けて
販売した所、全国で評判になるほどの人気になったとのこと。
 

なぜ売れたのか

めざましテレビのココ調 では、その売れた理由について

・手書き
・キーワード
・書いた人の思い

 

この3点がキモだろうと言って居ました。
 

ネットビジネスとの関係

人の心を文章で掴み、何らかの理由で売れなかった商品を売る!

それってネットビジネスでも重要な部分ですよね。
手書きはネットでは無理だとしても、

「キーワード」と「書いた人の想い」

これは岩手県の本やさんだけでなく、
ネットで働く者としては大切な事であり、
キーになる部分である事は確かですね。

グーグルも検索結果順位表示において、
ただ情報を流しているサイトでは無く、

「オリジナリティのあるもの」
「書き手の想いが綴られているもの」

をサイト上位表示する。と言ったと聞いています。

検索ロボットが
「書き手の想いなのか、ネット上に限らずどこかの書き移しなのか」を
判断できるかどうか?は、さておき、

書き手の想いは必ず文章から読み手に伝わるのは事実。
そのメッセージの熱さが

「読み手のサイト滞在時間」に繋がり、
「サイト内の他のページへの移動」に繋がり、
「再来訪」にも繋がる・・。

結局人の心を動かせるマーケティングが
これからの時代は流行っていく・・と思っています。
 

10年後のビジネスについて

10年後にはコンピューター・人工知能が
現代社会では普通にある仕事を代わりにするようになり、
人は仕事を奪われる、とも言われています。

けれど、人の心理を読み、心を動かすことは
例え何十年たっても、コンピューターには
出来ないんじゃないかな、と思っています。

ビジネスは、物を売ることでは無く、
人と人とのコミュニケーションだと思います。

だから仕事そのもののやり方を覚えるよりも、
自分のマインドやお客さんのマインドを勉強し極める方が
ビジネスは上手く行く。

これからの時代は益々そういう時代になると感じます。