宣伝効果の心理学のお話です。
コピーには、スタイルコピーとセールスコピー
の2種類あります。
スタイルコピーとは、華やかな言葉や凝った形容詞を使ったもの
セールスコピーとは、証拠に元図いて主張するもの です。
この二つの違いと、どちらが宣伝効果が有るのか?
というお話です。
スタイルコピーとセールスコピーの違い
スタイルコピー:
こちらのフライパンをお勧めします。
きっとご満足いただけると思います。
目玉焼きはふわっと焼きあがりますし、
野菜炒めはシャキッと作れます。
とても美味しい料理が出来ますよ。
作って食べて頂くと、その違いが分かると思います。
セールスコピー:
このフライパンは〇〇という素材で出来ています。
○○は~で作られる~な材料です。
熟練された職人が手作業で一つ一つ丁寧に作業し、
○日かけて一つのフライパンをおつくりして居ます。
○○でコーティングしているため、焦げにくく
油切れも大変よいので、脂質や酸化コレステロール値などの
健康を考える方にも最適です。
販売実績 ○○個。
ご注文いただいてから1年待ちの人気商品です。
商品が売れる心理学。宣伝効果があるコピーは?
女性の場合、どうしても感覚的な生き物なので
スタイルコピーを書いてしまいがちです。
反対に理系の男性の方は意識しなくとも
セールスコピーを書いているかもしれません。
商品を販売する場合、どちらが売れるかというと、
セールスコピー。
大手企業が使って居るのもセールスコピーです。
データに基づいて主張することを念頭に置きながら、
商品を紹介していきましょう。
コピーの書き方 おまけ
素晴らしいコピーを書こうと思うあまり、
良い事ばかりを羅列してしまいがちですが、
時には、短所を入れてみる事も効果的です。
短所を認めることで、より長所が目立ちますし、
そもそもどんな商品だって短所も長所もある筈です。
そこをありのままに認めたコピーに対して
人は真実味を感じますし、
心から納得するものです。
また購入後に、自分の思っても見なかったような
欠点が見つかり、信頼を無くすよりも
短所を知って居るうえで購入してもらえた方が
より商品に愛着を持って貰えます。
いつもいつも良い事ばかりを言って居ると、
「お調子者コピー」になりかねません。
時には短所も盛り込んで、
それを跳ね返せるだけの長所を同時に記載して
人の印象に残る商品の宣伝をしていきましょう。