ネットショップ開業のコンセプトの作り方と、サイトデザインの作り方のお話です。
貴方のお店で、何故その商品を売るのか?
お客さんにとって、何故その商品が必要なのか?
他の店と異なるところは何か?
ネットショップ開業のコンセプトは、とても大切です。
そこがしっかりと自分の中で腑に落ちているだけで、大きく売り上げが変わっていきます。お店を作っても、思うようにお客さんが来ない・・そんな不安が解消できますよ。
ネットショップ開業コンセプト設定
色々なショップ作成法やサイト作成法で言われている通りに、真面目に丁寧に作成しているけれど、何故だか人は集まらない。若しくは、アクセスは上がってもそれが成約しない、そんな時には下記を考えてみましょう。
お店(以下サイト含む)のコンセプトは何ですか?
なぜ、そのお店を始めようと思いましたか?
そのお店からお客様に何を発信したいですか?
そのお店をする事で自分が得られるものは何ですか? (お金以外)
では反対に、お客様がお店から得られるものは何ですか? (商品以外)
自分のお店の販売商品に自信を持っていますか?
他のお店より 自分の店の方が良い点は どこですか?
自分ではそんな事分かってるよ!と思うかもしれません。でも、それがパソコンの向こうのお客さんに届いていない可能性もあります。
集客にしても成約するにしても、実はその大切な部分が伝わっていない事が多いです。
そうすると、ネットショップサイトは、ただの写真に見えたり、ただの文字の羅列に見えてしまい、サイトを訪れた人の心に残りません。物にしても何にしても、販売するという事は、お客さんの感情を動かさなければなりません。
上記を考えながら、もう一度しっかりとネットショップのコンセプトを練り、サイト上に想いを文字として載せていきます。
ネットショップのサイトデザインについて
例えば、ガサツで服の汚れた営業マンと、清潔で凛々しい営業マンとが目の前に居たら、誰でもが後者を選んでしまうもの。
その見た目から、後者の営業マンのほうが信頼できる!と人は先入観を持ってしまうものです。
環境や状況などが人に与える心理的効果を、ハロー効果といいます。
人は見た目じゃないよ!中身だよ!といいつつも、人は相手の持つ見た目や肩書、バックグラウンドに大きく影響を受け、その思い込みの枠の中で他人を判断します。
確かに長く付き合えば、「人は見た目じゃないよ。中身だよ!」は正しいんですが、そもそも興味を持ってもらわなければ、付き合いも始まらないのは事実。
ネットで言うならば、サイトのデザインが、その「見た目」になります。ちょっとした工夫で、サイトは生まれ変わり、成約率が上がります。その為には、下記のような事をすると上手く行きます。
サイトデザイン「人の顔を使う」
コンセプトをしっかりと心に置き、サイトを作成するにあたり、デザインとしては、なるべく 人の顔の画像を使うことも有効です。※人は人の顔に反応します。
出来れば、横顔とかでなく、目がしっかりとお客様の方を向いている画像が良いです。
サイトデザイン「文字に強弱を付ける」
自分のお店に来て下さったお客様に興味を持って貰えなければ、すぐに他のページへと 移動されてしまいます。
自分のお店のコンセプトをしっかりと持ち、それを文字に強弱を付けて発信してみると良いと思います。
ネットビジネス大手 楽天ショップの楽天市場出店(資料請求) でも、成功事例集が貰えますので、成功したお店が、どんなコンセプトで戦ったのか?が分かります。
サイトデザイン「今の時代のレイアウトに合わせる」
例えば一昔前のサイトデザインを目にした事は無いでしょうか?するとどうでしょう。昔のデザインのサイトを見た瞬間に、恐らく「もうこのサイトは動いていない」と判断されるのではないでしょうか?でも、本当はもしかしたら、今でもそのサイトは運営中かもしれません。
やはり今現在の時代とレイアウト等、作りの流行が違うと、人は瞬時に流行っていないサイトと判断します。そこから躍動感や、流行感を感じられないのはネットショップ運営上、致命傷となります。
サイトデザインや色が人の潜在意識に与える効果は、本当に一瞬で決まります。人も第一印象は3秒で決まると言われていますが、サイトも同じく3秒程度で決まると思います。
パッと見た時に、このページいいな!流行っているな!という感覚を持ってもらえなければ、当然売上は上がりません。ただ、それを補う方法があります。
サイトデザインはココに合わせる
一番手っ取り早いのは、YahooやGoogle,楽天のトップページのデザインを真似することです。
Yahooトップページの 幅サイズや メニューバーの作り方、リンクへの飛び方 等々は、今ネットを利用する人々が一番使い慣れているサイトデザインです。サイズなどはそれと同じにしていきます。
サイトデザイン「色の使い方」
色の話の人つ目として。
例えば、楽天のカラーは 赤がメインです。あれって何故だと思いますか?
実は、買い物意欲を沸かせる色として利用されているのです。食卓に並ぶ食事も、赤い青いテーブルクロスに置かれた食事よりも、赤いテーブルクロスの上に置かれた食事の方が、美味しそうに見えて食欲が沸くのと同じです。
結局、人は 生き物なので(;´∀`) 理屈ではなく、感性に訴えかけられる部分があります。
色の話の二つ目として。
世の中でリンク文字が青色を使用することが多いのは、青色が「すすめ」という意味だと人が思う事を利用しています。赤文字よりも青文字の方が、人はリンク先をクリックするのだそうです。
クリックされるサイトデザインの作り方 まとめ
人は いつもと違う・・という状況が苦手。
見たこともないサイトデザインや色に出逢うと、頭が混乱して、購入意欲も無くなってしまいます。見慣れた仕様は、人に安心感を与え、買物をしやすくする効果が有ります。
コンセプトをしっかりと届けながら、今の時代のサイトデザインに合わせた際と作りをする。それだけでも、売り上げは変わってきますよ。