最近、私の周りで 協会ビジネスを始める人が増えてきました。
巷では、そのビジネスの収益の高さや、名前から出る信頼感などに、期待が寄せられているようです。
自分の強みの分野で協会を誰よりも先に立ち上げれば、第一人者として即、認められる「協会ビジネスの世界」。
協会ビジネスという言葉を聞いたことがある人ならば、一度は夢見たことがあるのではないでしょうか?
もしも貴方が協会ビジネスをするとしたら、どんな協会を立ち上げますか?
今、協会ビジネスを始めようと思って居る人も、今、初めて興味を持った人も。協会の作り方・立ち上げ方、その他のお話です。
協会ビジネスとは?
協会ビジネスといえば、一番人気でパイオニアは「日本唐揚協会」でしょうか。↓こんな本も出されてます。
日本唐揚協会のつくりかた-オンリーワンビジネスで成功するための思考法
唐揚検定という面白い検定ををネット上で行っていて、合格すると「〇級」と、級を貰えます。そして、会員になってもらうという遊び心満載の楽しい協会です。
会員は、会員費を支払うと引き換えに唐揚協会の名刺が貰えます。とはいえ会費はお安いのでお遊び感覚です。
要は、唐揚協会の会員になる、というのが、話のネタにもなる面白さがあるんですね。楽しい協会は人気を呼び
今現在4万人突破!
会員数を莫大に増やした日本唐揚協会は今や破竹の勢いで、色々な企業と組んで 仕事をしています。
どんなお仕事をしているのかというと・・
協会ビジネスの利益はどこから?
とってもキュートで、人を引き付ける 唐揚協会。一般の方から頂くのは 先にお話した 名刺代 のみ。なので実は、利益は、他から得ているそうです。
それは唐揚協会というブランドを利用した、イベント運営に関わる企業からの広告料。からあげフェスティバル・伊勢丹唐揚ラリーなどのほか、あの「ローソンのからあげくん」も日本唐揚協会が監修したそうですよ。
協会も会員も企業も 三者ともに良し!のビジネススタイルになっています。素敵です!
増えてきた協会ビジネスと失敗例
そんな夢福らむ協会ビジネスですが、実は、協会は 1人か2人いれば、それで立ち上げ可能です。協会設立は、誰でも出来る収益モデルです。
そのうえ、「●●協会」という肩書ができるのは、人に与える印象が強くなります。ビジネスをしていくうえで、協会を設立している事は、信頼感も得ることが出来ます。
新しく資格商売を始めたり、会員さんから、年間会費を徴収したりすることで収益を増やすこともできます。
そこで、協会ビジネスに興味を持ち 協会を立ち上げ、成功している人が沢山出てきていますが・・・。
ただ、何かしらのビジネスを既に始めていた人が、新たに協会を立ち上げた場合などにおいては、今まで無料で会員だった人たちからも年間会費を徴収したり、新たな資格制度を作ったりすることで、既存の会員たちから反発を買い、もめ事が起きることもあります。
私の周りでも2人の経営者が、既存会員の半数を失ったようです。
成功する為の協会の作り方・立ち上げ方
どんなビジネスにしろ、人の心を打つ、人の心を動かす、そんなコンセプトがあったり、人から「奪わない」ビジネス形態を考える知恵のある人が、成功していくんですよね。
年間会費を取れば、確かに その経営者の収入は増えるでしょう。でも、そこに会費を徴収するだけの意義が会員に感じられなければ、会員は減っていくだけですよね。
経営者は会費を頂く代わりに、 会員に与えるものを明確にしないと、 ただの利己的収入の増加を目論んでいるだけ、と思われてしまいます。
協会ビジネスを始めるのならば、あの大成功した唐揚協会の様に、皆に愛され、収益も沢山入る成功する協会を作りたいと誰もが考えます。
しかしながら、どんなお仕事でもそうですが、協会ビジネスにおいても、成功する方と失敗する方の考え方などには明確な違いがあると言われています。
協会を作る時には、きちんと正しい方法を知ること、皆が納得するような運営方法を知ることが成功する協会の作り方だと思います。
今は、協会運営に必要な規約や、運営に関するノウハウを教えてくれるところもありますので、指導を仰ぎながら上手に運営していきましょう。
下記のように、行政書士の先生の法務事務所でも、無料で相談会が行われていますよ。
成功する起業とは?
以前に起業セミナーに行った際の、講師の方の言葉です。
「人はお金があるとアイデアを出そうとしなくなる。だから資金は無い方がいい」
アイデアこそが、収入を生む!
唐揚協会の様に、楽しいアイデア一杯の、人に愛される協会を作れるように、がんばりましょ~(#^^#)