主婦で個人事業主!確定申告や節税方法 扶養範囲 会計ソフト等 初歩の初歩から

個人事業主の確定申告

毎年2月中旬から3月中旬まで 確定申告が行われます。
 

毎年この季節になると、憂鬱な起業家さんも多いのではないでしょうか?特に主婦の方の起業の場合には、周りに教えてくれる人もおらず、悩んでしまう事が多いという事、ありませんか?
 

私が起業した10年少し前は、主婦起業の経理情報 は ほぼまるで無し!。問い合わせをしても担当者も答えられず・・という時代だったんですが・・。でも大丈夫!
 

最近は主婦の方の起業も増えてきましたし、だいたいの「形」が出来てきています。
 

ここでは主婦起業の確定申告や節税方法、扶養範囲のお話をしています。安心して主婦起業に専念できますよ(#^^#)
 

主婦起業の扶養範囲について

起業すると下記のような税金等の支払いが発生する可能性があります。
 

・所得税

所得(収入-必要経費)が38万円を超えた場合に所得税が発生します。確定申告時に税金が分かります。期限内に支払います。
 

・個人事業税

確定申告をすれば個人事業税の申告をした事となります。個人事業税が発生すれば、後ほど納付書が送られてきます。
 

・住民税

確定申告をすれば住民税に関する書類が市役所に自動的に送られます。住民税が発生すれば、後ほど納付書が送られてきます。旦那様の扶養内であっても住民税が発生することがあります。
 

・消費税

ある程度の収益が発生した際には、その2年後から消費税が発生します。最初は気にする必要はありません。
 

・国民健康保険料

旦那様の扶養から外れた時に支払いが発生します。旦那様の健康保険から扶養が外れる基準は、その健康保険組合に寄り異なります。

個人事業主として起業した時点で扶養から外される健康保険組合もありますし、確定申告と同じ基準の所もあります。経費として認められる範囲も組合に寄りますので、旦那様の健康保険組合にお問い合わせくださいね。
 

税金を払っても 稼いだ方がお得なラインは?

旦那様の扶養から外れると各種税金が発生しますので、稼いでも割に合わない事も出てきてしまいます。
 

一体、いくら稼げば、税金を払っても稼いだ方がお得なのか?というラインはいくらかというと?
160万以上と言われています。
 

130万~160万円の間は、働いた分よりも税金等の支払いで消え、働かない方がお得なラインと言われています(^_^;)
 

個人事業主の確定申告手続きについて

給与形態でお仕事をしていた時には、年末に全て会社が 年末調整 をしてくれラクチンでしたが、個人事業主になると、1年分の自分の収入を、自分で税務署に申告し、計算された税金を支払う手続きをします(;´・ω・)
 

開業届を出していると 年末調整の時期に、税務署から確定申告に関する案内が届きますので、出し忘れてしまうという心配はありません。
 

毎年2月中旬から1か月程度が申告期間ですので、その期間が近づいたら1年分の集計をして、忘れずに税務署に確定申告書を提出しましょう。
 

帳簿付けは?

この確定申告をする為には、白色申告でも青色申告でも、日々の記帳が必要です。
 

主婦 確定申告
 

白色申告の場合は、簡単な金銭出納帳のようなものでOKですが、青色申告の場合は 、複式簿記による記帳が必要になります。(その代わり青色は、所得から65万円の控除を受けられます)
 

簿記の資格を持っていれば、記帳は自分で出来るかもしれませんが、簿記が出来ない場合はどうしたら良いかというと・・。
 

ご安心くださいね。今は、市販のソフトなどに入力するだけで、知識が無くても、確定申告の書類を作ることが出来ます。
 

税務署に記帳指導などを受ける希望を出しておくと、そういうセミナーなどの案内が貰えますので、参加してみると色々教えて貰えます♪
 

個人事業主に人気の会計ソフトは?

個人事業主がよく利用する人気のソフトであり、また税務署の記帳指導講習会でも良く使われているのは、やよいの青色申告です。
 


 
※白色申告書類も入力&作成出来ます♪
 

私の住所地を管轄する税務署でも、ソフトを使用しての記帳指導で、この「やよい」を使って居ました。誰でも簡単に出来るし、価格的にもお安いので、お勧めソフトなんでしょうね。
 

やよいの青色申告には オンライン版とCD-ROM版がありますが、CD-ROMで購入の場合は、下記で購入できます。
 

やよいの青色申告 18 通常版 <消費税法改正対応>
 

私はCD-ROM版を使っています。初回購入に1万円位かかりますが、パソコンにデータを随時入力していけば、最終的な確定申告書類は、ぜ~んぶ勝手に計算して作成してくれます。
 

確定申告ソフト
 

最後にハンコを押して、税務署に持って行くだけ。
 

不安な場合は、年間サポート登録料 を払えば、ソフトの使い方も確定申告の書類の作り方も教えてもらえます。でも、年間サポートは強制ではないので、勿論、利用しなくても大丈夫です。
 

私は、初年度は登録し、操作の仕方をサポートセンターに聞きながら覚え、次年度からはサポート登録しませんでした。ソフトのアップロードもしていません(笑)でも一度覚えてしまえば、ずっと使えています。
 

ネットショップ作り方マニュアル

 
安いエクセルソフトとして巷では、1000円等のものも出回っては居るのですが、入力時に数字が合わない・・などということが起こるともう、私のような経理素人には頭がぐちゃぐちゃ。経理大嫌いっ!ってなってしまいます(;^ω^)
 

でも弥生のソフトなら、そんな事は起こらないですし、例えばCD-ROMの場合に、最初に1万円かかったとしても、結局今の時点で私は10年使って居ますので・・コスト的には年1000円♪ 経理全くの”ど素人”でも、安心して使えています。
 

対して、青色申告オンラインは、年間更新ですが、年ごとによく変わる確定申告の用紙などのバージョンUPも自動的にされますので、便利です。
 

サポートもずっと付いているクラウドアプリなので、これから始める方や、経理事務が不安な方は、オンラインの方が安心かもしれませんね。
 

一年に一度の大切な確定申告。ストレスなく、間違いなく、滞りなく作業を勧められると思います(;^ω^)
 

無料で使える「やよいの青色申告 オンライン」 は初年度無料で利用できます。解約もOKなので、お気軽にお試し出来ます。
 

経理のまとめと節税等の対策

一番ラクチンかつ安全なのは、自分で記帳をして、確定申告時に税理士さんにチェックだけしてもらう方法です。
 

マイナンバー制度も始まり、厳密に個人のお金の流れが管理される時代に なりましたので、やはり素人が一人で申告するのは不安な時代です。
 

確定申告 税理士
 

税務署は膨大な資料を前に、まずは税理士さんとかかわりのない事業主から調べていくそうです。←いやね~。。(-_-;)
 

でも、税務署だって、膨大な確定申告書類の中から間違いを効率よく見つける為には、税理士さんの判のない事業主からチェックしていくのは、まぁ、当たり前っちゃ当たり前。。
 

間違いがあった際、数年後 追徴課税される恐ろしさを考えると(*_*; 年に一度、税理士さんに相談してハンコを押して貰えれば、一番安心ですね。税理士さんが判を押していれば、まずは間違いないと税務署も判断しているようです。
 

また、節税方法等に関しても、素人では難しいので相談できる税理士さんが居ると安心です。お近くのお知り合いの税理士さんに、相談してみてくださいね。確定申告時のチェックだけなら、お安くやってもらえることも多々あります。
 

もしもお知り合いの税理士さんがいらっしゃらない場合には、近場の税理士を探すなら、税理士紹介ネットワークへのようなサイトもありますので、便利です。