私たちは、ついつい「自分軸」で色々考えてしまいますが、
ネットの場合は、常に「お客さん軸」で物を見るようにします。
これスゴイ素敵!と思った商品も、
他人にはさほど興味が持てない品物かもしれません。
このセールスコピー最強!と思っても、
お客さんから見て「店主が自分の商品に酔ってるだけ」と
思われてしまうかもしれません。
あまり思い入れの強い商品ほど、
空回りした文章を書いてしまう事も多々あります。
売れる広告を作る為に気を付けること
「小さな蝶番が大きな扉を動かしている」と
億万長者メーカーと呼ばれるダンケネディは言います。
とっても小さな事だけれど、それは大きな力を持ち
大きなものを動かす可能性があるのです。
レジの横に並べられたガムや、コーヒーなど
当たり前の様に普通の品物が並んでいますが、
その場所にあるからこそ、良く売れるというのと同じです。
小さな気付きと行動が、大きな売り上げの差を生み出します。
ネットにおいては、どの様に一つの商品を魅せるか?
広告していくか?という事になりますね。
セールスコピーの小さな変化を確認
私たちは、広告のページを考える時、
あそこと、ここと、あっちとこっち、を修正しようと
一気に手直ししてしまう事があります。
気付きが沢山あり、修正しようと思う意欲は良いのですが、
一度に修正してしまうと、その後売上が上がった時に、
どこを修正したことが功を奏したのか?が
分からなくなってしまいます。
なので、広告文を修正するときには、
少しずつ修正して、その結果(売り上げやアクセス数)を
確認していきます。
Aを直したら 売上○%UP
Bを直したら 売上○%UP
Cを直したら・・というように、
ABCテストをし、確認していき、
どの修正が一番売上を伸ばしたのかが分かると、
その商品広告においての「蝶番」がどれなのか?が分かります。
まとめ
私達のお店、商品における「大きな収益を生むポイント」
に気付くことが出来たら、儲けもの!
似た修正を他の商品や、サイトでも行ってみましょ。
もしかしたら、ドンピシャで他でも売り上げがあがるかもしれません。
もしかしたら、他の商品では再度ABCテストをする必要が
あるかもしれません。
ただ、一気に修正してしまって、
「えっと?どこを直したから売上UPしたの?」という状況は
避けたいもの。
頑張っても頑張っても、なかなか成果が出ないな・・と
思うときには、恐らく成果を急ぎ過ぎて、このABCテストを
飛ばしてしまって居る可能性があります。
売れる広告を出すためには、急がずゆっくり
どの修正が売り上げを上げる肝なのか?
丁寧に探していきましょう。
そうすれば、エビで鯛を釣る!の様に
大きな扉を動かす蝶番がどこにあるのか見えてきますよ。