「思考は現実化する」ための実践法とコツ。本来の意味と最初の一歩

主婦起業

「思考は現実化する」という本などが流行していますが、
本当に考えるだけで、それが現実化するかというと
そこに至るまでの道筋は、そんなに簡単なものではありません。

例えば、赤いものを意識すると
赤いものに気が付く様になる事を、心理学では
「カラーバス効果」といいます。

なので、それと同じく、
例えば自分の思考しているものに関して、
現実社会の中で気付きやすくなるということは事実です。

起業に関することに興味があれば、
起業に関する情報は沢山、目に付き始めます。

自然と沢山の情報やチャンスが身の周りに起き初めて
要るように感じます。

けれど、それは気付きやすくなるだけで、
そこから何かが生まれる為には、もっと必要な事があるんです。
 

思考を現実化させるには 意味

知行合一(ちこうごういつ)という言葉があります。

陽明学の言葉で

「知っていて行わないのは、知らないことと同じ」

と言う意味です。

どれだけ知識や情報を持っていても
それに関して考えていとしても
行動を起こさないのならば、
結局は何もしていない人と同じ。

考えていたって行動が伴わなければ
な~んも状況は変わらないのです。

カラーバス効果があって、
情報は入ってくるようになったとしても、
そしてチャンスが身の周りにやってきたとしても
「それを掴む!」という行動が必要なわけで。

考えるだけで現実化する=思考は現実化する
という意味に取られがちですが、
本来はそういう意味ではありません。

思考が現実化するときには、考えるだけで現実化する訳ではなくて、行動してこそなのです。
 

思考を現実化するコツ

ビジネスで成功する夢をいくら見たって
目の前の仕入れをしなければ
商品さえ手元に無い。

商品が手元に無ければ
お店を作ったって、販売するものも無い。

販売するものが無ければ
収入を得られるはずもない。

なのに、思考は現実化する=思考するだけで現実化すると言う意味で
信じてしまって居ると、例えばビジネス成功の夢さえ見ていれば
いつかチャンスがやってくる!と
ただただそのチャンスを待ってしまう事になりかねません。

目の前にチャンスがやってきていることに気付かず
次のチャンスを待ってしまうのです。

実はチャンスはいつも常に周りに溢れています。
そのチャンスを一つ残さず掴み、
行動に移せるか?それが、「思考を現実化させる」コツです。

知行合一(ちこうごういつ)

知っていて行わないのは知らないことと同じなのです。
 

思考を行動に変える実践法

悩みや予定は、そのままにしがちで
だったらそれを克服するためにどう実践するか?

いつまでに何をするか?
まず最初の一歩はどうするか?

そこまで考えが至って居ない時が
成功までの道筋を阻んで居るときです。

今、あなたの頭の中にある「思考」を
ノートに書きだしてみませんか?

「検討中の事」
「悩んで居ること」
「未来の予定」などなど

ノートに箇条書きで書き出してみて下さい。
思考するだけでなく、実践できる事を書きだしていくという作業です。

・〇〇のお店を開きたい
・住宅ローンの返済はどうする?
・いつまでに〇〇万貯める

などを書きだしたら、その横に「期限」や
「その為に行動する事」を書きだします。

・〇〇のお店を開きたい→〇〇の仕入れ先を探す
・住宅ローンの返済はどうする?→まず〇〇万繰り上げ返済する
・いつまでに〇〇万貯める→一月〇〇万目標。その為に〇〇をする

というように、実際に実践できる一歩を書きだします。

それが出来たら次の一歩。
それが出来たら次の一歩。

行動してみます。
 
思考しているだけで、あっという間にゴールが
向こうからやってくる事は、まずあり得ません(・_・;)

まずは自分から一歩ゴールに向かって「行動する事」

それが「思考が現実化する」というからくりです。
思考が現実化するかしないか?それはあなたが行動するかしないか?にかかっています♪